RECRUIT 採用情報

訪問看護との出会いは、利用する家族側としてでした。
旅行先での事故で半身不随になってしまった祖父。
絶対に社会復帰するんだと、毎日歯を食いしばりリハビリをし指先すら動かせないだろうと言われた状態から、簡単なものなら掴めるまでに回復。

家に戻ってきて、訪問看護とリハビリを利用しました。
訪問が詰まっているという理由で60分訪問を45分で帰ろうとするため、時間に追われる雑なケア、
会話を交わすこともない機械的な作業に
「こんな風に生かされるなら、迷惑かけるし早く死にたい」
と、あれほど社会復帰を目指していた祖父が、日に日に弱っていく姿を間近で見ました。

訪問すればするほど報酬が増えるため、会社の方針に合わせているとしても
実際にそういったケアを受けると、とても悲しい気持ちになりました。

祖父のような想いをする人を一人でも減らしたい。

スタッフ一人ひとりが最高のケアを提供できるような環境を整えることこそ、代表として、そして会社の使命だと考えています。

他にない制度が色々あると言っていただけますがまだ足りません。
常に働きやすさを追求していく会社でありたいと思っています。

現在、働いている看護師131万人のうち、訪問看護で働いている方は7.5%(10万人)と言われおり、世の中で必要とされている数に対して全然足りていません。
（逆にいうとキャリアを築ければ引き合いが多く年収を上げやすいです）

にもかかわらず、短期間で退職し、二度と訪問看護に戻らない方も多くいらっしゃるのが現状です。
当社ではこれを「負のスパイラル」と呼んでいます。

現場は基本１名。経験が浅く自己判断ができないため現場で焦ってしまい、適切なケアができない。
→ご利用者様の満足度が下がる

需要が非常に高いため、採用すれば利益につながりやすく、看護師としての経験が浅い方でも積極的に採用

満足のいくケアが受けられない。担当変更をお願いする。
→スタッフの自己肯定感が下がる